2022年9月の活動報告


《例会》

日時:9月18日(日)13:30~15:30

場所:四日市市総合会館3階 社会適応訓練室

参加者:計4名

 

第一部(13:30~14:30)『吃音改善訓練』 担当:N、K

私が吃音改善に指導者を介して取り組んだのは小学生4年生頃関口秀雄さんの「ドモリ熱誠矯正法(はなおる)」を受けその後42歳頃言友会に入会するまで30年の歳月を必要としました。会に入会後竹内レッスンを始め言友会から得た数人の吃音改善レッスンや講話を経験し50才前後で大きく改善する事ができました。どうして大きく改善できたかを振り返ってみると今まで吃らないように吃りを知られないようにと言う心から吃ってもいいからきちんと自分の言いたい事を伝えよう必要に応じてカミングアウトしよう等「清水の舞台から飛び降りる」と言う言葉がありますがそんな感じの心の決断が吃音改善を良い方向に向かわせてくれたように思います。技術面では竹内レッスンで強ばった身体の余分な力の抜き方と本来の自分の声の出し方のレッスンを受けた事で声を出す事がとても楽になりました。また吃音改善が進むと共に脳の状態がいっきに変わりました。今まで吃らないでおこうといつも吃る事を心配していた心が開放され脳の心配は大きく軽減されました。吃音の改善は最終的に自分自身が自分のカラダと向かいあいする事ですので効果の無い改善法になっている場合が多くあると思います。例えば逆上がりができなければ逆上がりの上手な人の映像を見てどうすればよいかチェックする事ができますが他人(自分)のカラダの中でおこっている現象を指摘できる人は世の中にほんの一握りしかいないと思います。結局自分自身に気付き自分で改善していく事になると思います。希望を捨てず取り組んでいただければと思います。当日あまり上手く説明できなかったので本日あらためて振り返ってみました。      (N)

 

第二部(14:30~15:30)『マイメッセージ』

 

今回担当のTさんが急遽参加できなくなりましたのでNが担当させていただきました。先ずKさんから現在携わっている仕事についてメッセージをしていただきました。次はAさんにお願いしました。全国言友会オンライン例会で講演された関西の大学の先生の自助グループについての話を思い出しながら話していただきました。この先生は吃音ではないんですが中学を受け持った時に学級崩壊を経験し自助グループと関わりそれを克服した経験から自助グループの活動等にも関わり自助グループの理想的な姿を研究されたのでは?ないかと思います。自助グループは正直な自分になれる場所、言いっ放し、聞きっ放しでそれに対する意見は言わない特に何かいい事が出きるんではないか?と言う事ではしないとにかく集まってその時その時で皆が喋りたい事を喋り合う場所を作るのが自助グループのあり方だと言われたそうです。安藤さんはその考えになるほどかなと思う事もありますが反面そうは言ってもそういう場所を作るのは大変なのでは?と三重言友会もこのような考えを参考に本当に吃音に困っている人が言友会に参加できればと言っていただいたんだと思いました。

次にOさんに大好きな猫の話しをしていただきました。今3匹の猫(家族です)と暮らしていて朝起きて次々すり寄ってくる猫達にいつもしあわせを感じているそうですが最近オスの白い野良猫が現れ餌をあげたら大変懐き、いつもOさんを待っており床屋へ行く時も一緒について来てとってもかわいそうです。去勢手術をして太田家に迎えられる日もそんなに遠くないようです。最後にNが報告させていただきました。以前にも発表した事があると思いますが私がもしなくなったら火葬にしてほしくないのですどうしてか?と言うと火葬は熱いのではないか?と思うのと火葬後の骨の扱いがあまり丁寧でない事です。私は土葬であの世に行きたいのです息子にはそう伝えていますが息子が約束を守るか?わかりません今のうちに土葬(土葬はできないと思っている人がいますが全国の9割以上の自治体で土葬は可能です)をできる体勢を整えておこうと思います。

(N)